はじめに
Mac開発環境構築の記事でも話しましたが、
FlutterはFlutterSDKのパス(Path)が通っていないと開発することができません。
ターミナルでコマンドを実行しパスを通すことでFlutterが使えるようになります。
しかしMacの場合、ターミナルを閉じてしまうとコマンドで通したはずのパスが消えてしまい、また次にターミナルを開いた時同じようにコマンドを実行しなければなりません。
つまり実際の開発では、Android Studioを開いた時にターミナルが開くので毎回そこでパスを通すためのコマンドを通す必要があるということです。
めんどくさい。
のでパスの永続化を行い、毎回コマンドを実行しなくても良いようにしようというのが今回の話です。
パス永続化
どうやってパスを永続化するのかというと、
「.bash_profileというファイルにパスを通すコマンドを書いておく」
これだけです。
これによってターミナルを開くたびに.bash_profileが実行されパスが通るようになります。(ここではこれを永続化と呼んでいます)
では実際に.bash_profileに書いていきましょう。
ターミナル、またはAndroid Studioのターミナルで以下のコマンドを実行し、エディタを開きます。
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vi ~/.bash_profile |
エディタは開いた時書き込むことができません。
キーボードで「i」を押すことで「INSERTモード」に切り替わりファイルに書き込むことが可能になります。
ここでパスを通すコマンドを打ち込みます。下のスクリーンショットはあくまで例なので実際は自分のflutterのbinファイルの保存先を指定してください。
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export PATH="$PATH:FlutterSDKのbinまでのパス" |
書き込めたら「:w」と打ち込みEnterで保存します。
次に「:q」でエディタを閉じ完了です。1度ターミナルを閉じ、再度開いて「flutter」コマンドが通ればうまくパスが通っていることが確認できます。
ここまでがパス永続化の流れです。
作業効率のこと考えると必須なので早めにやっておきましょう。
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